「日本で一番上手いプロマジシャン」を自他ともに認める ふじいあきら 氏と
騙しや笑いなど「オチ原理主義者」を標榜する 谷 英樹 氏。
いずれも厚川昌男賞受賞者でありながら、片やスライハンドの名手
片やトリック・クリエーターと、方向性の全く異なる二人がコラボした
ルービック・キューブのマジックです。
笑いありサカートリックありの、意外性に富んだサプライジングな
ルーティンでありながら、意外と難しくないハンドリングです。
コラボ・キューブ
◆現象
演者はバラバラに混ざったルービック・キューブを全面見せ
「一瞬で6面そろえます」
と宣言します。
宣言どおり目の前で6面が揃った状態になりますが
その意外な手法に観客からは笑いが起こります。
(コメディ・マジシャンであれば、ここで終わってもいいくらいです。)
6面そろった状態のルービック・キューブを改めてバラバラに混ぜます。
そして「今度こそ本当に10秒で6面を揃えます」と宣言します。
観客が「10,9,8,7……」とカウントダウンする中、演者は6面を揃えようと
必死にキューブを回転させますが、遂に揃うことなくバラバラのまま
タイムオーバーとなります。
観客の間に落胆ムードが広がる中、演者は「10秒で見事に6面とも揃えました」
と言い切ります。観客が怪訝に思う中、演者はテーブルの脇に置いてあった
別のキューブを取り上げ、配色が完全に一致していることを示します。
演者は
「やはり綺麗に6面を揃えて終わりたいですね」
と言い、キューブを片手で持ってゆっくりと左右に振ります。
すると・・・
みるみるキューブは揃っていき、完全に6面が揃った状態で終わります。
(キューブは観客に手渡してあらためることができます。)
最初の「笑い」が、次の「一致現象」に繋がる伏線であったことを知り
観客は舌を巻くことになります。
また、観客と一緒にカウントダウンを唱和するので、場に一体感が生まれて
大変盛り上がるパフォーマンスになること請け合いです。
このように手順構成も素晴らしいのですが、個々の技法も秀逸です。
特に、ふじいあきら氏の考案による技法「フォールス シャッフル」は
他のルービック・キューブを使ったマジックにも応用が利きますので
とても有効かと思います。
実演を観たマジシャンから「商品化はしないんですか?」との問合せが
相次いだというマジック、遂に発売です!!
以前はキューブ付でしたが今回は
キューブなし(解説のDVD+ギミックの箱)のバージョンか
既にこのトリックを演じていて、箱が傷んできてしまった方への
リフィルのみ(1個入り)の商品になります。
商品のバージョンに関しては、オプションにてお選びください。
また、キューブに関しては、市販の57ミリサイズのスピードキューブを
ご購入ください。
※本当に混ざったルービック・キューブを揃える方法は解説していません。
必要に応じて市販の攻略本をご用意ください。
※DVDの外装には実演動画を視聴できるQRコードが付いています。
開封してタネを知ってしまう前に、是非ご覧ください。
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