収録内容
OHANN’S FOLLY (Ryan Matney): デックから4枚のKを抜き出してテーブルに置きます。残りのデックから1枚のカードを選んでもらいます。4枚のKをカウントしていくと、1枚ずつカードがひっくり返っていきます。最後に選らばれたカードのスーツがひっくりかえります。さらに、デックを広げると、そのスーツのKが表向きになっていて、それに隣接するカードが選ばれたカードです。さらに、残りのKの裏を見ると、意外なクライマックスが待っています。すぐれた良い手順です。
APACHE (Aldo Colombini): 2枚の赤い10と2枚の黒い10のトランスポジション。途中、ダブルバックカードになってしまう奇妙で、合理的な手順。良いです。
MAYO-ACES (Didier Dupré): 2枚のジョーカーの間に1枚ずつAが出現していく4Aプロダクション。原案がデビット・ソロモンで、シンプルで効果的。
TAKE OFF (Aldo Colombini): 穴の開いた封筒にQを入れて、2枚のJで封筒ごとサンドイッチします。この状態で、封筒の中のQが消えます。実に巧妙!うなります。
THOSE LEAPING ACES (Paul Gordon): 4枚のAをデックから抜き出ます。2枚のカードを選んでもらい、デックに戻します。デックを2つに分けて、その上に赤と黒のAを1枚ずつ置きますが、2枚の赤と2枚の黒に分かれてしまいます。それぞれのパックにAを入れると、選ばれたカードがサンドイッチされます。
THE OLD ROMANTICS (Aldo Colombini): シャフルしたデックから4Aを取り出すと言ってカットとしていくが、なぜか3枚ともハートのAが出現する。4枚目のAを取り出すと言ってカットしてトップカードをめくると、矢印のカードである。先に置いた3枚のカードを広げると、4枚あり、すべてのスートがそろっている。ムーブに矛盾がある個所がある。
STRICTLY STRAIGHT POKER (Nick Trost):10、J、Q、K、Aのストレートフラッシュが4組、20枚ある。シャフル&カット後に観客のセレクトにより、4組に分け直すが、4組ともすべてストレートフラッシュになっている。巧妙な原理。
FAST FOOD (Aldo Colombini): 赤裏のデックと3枚の青裏のジョーカーを使う。赤裏のデックから2枚のカードを選んで、そのカードを3枚のジョーカーの間に挟むが、挟さんだ選ばれたカードが消え、青裏のジョーカー3枚だけになる。その3枚をデックの上に置くと、1枚が消えて2枚のジョーカーのみになる。デックを広げると、ジョーカーが表向きに現れて、その両脇が選ばれたカードである。合理的な傑作手順。
A SPELLER IDEA (Tom Sellers):1枚のカードを観客に言ってもらう。観客にカードをシャフルしてもらい、デックをポケットに入れる。選らばれたカードのスペルにそって1枚ずつカードを出していく。スペルの最後のカードが選ばれたカードである。日本語でOK。極端に直接的解決ですが、パーラーでも演じられる傑作でしょう。
NO PROBLEM (Cameron Francis):ゲストのキャメロン・フランシスの作品です。2枚のカードが選ばれて、デックに戻される。デックから、1枚の選ばれたカードと同じ数字の4枚を抜き出すと言い、抜き出すと実際に選らばれた数字である。しかし、マークがわからないと言って、おまじないをかけると、選ばれたマークのみが裏向きになる。選ばれたもう1枚をさがすと言って、デックにおまじないをかけて広げると、1枚のカードがひっくり返っている。そのカードを表返すと1人目の選ばれたカードである。先ほど裏返ったカードを見ると、2人目のカードである。面白いハンドリングの小品。
I-Magicでは、『TAKE OFF』用の穴あき封筒をサービスでおつけいたします。
(じつは、ポーカーサイズのカードがすんなり入る大きさで、中が透けないでいて無地の封筒は、非常に探すのが難しいのです。かなり苦労して探しました。)
内容品:演技&解説DVD(英語)
穴あき封筒