Ultimate Self Working Card Tricks Vol.1
アルティメイト セルフワーキング カードトリック VOL.1
新旧一流のクリエーターが生み出したほぼオートマチックなカードマジック作品群です。
全てレギャラーデックで演じられる実践的で不思議な一級の手順ばかりです。
かなりのマニアでもひっかかる手順もあるでしょう。
ただし、セルフワーキングと言っても、カードの扱いの基本は必要です。(メーカーはスライハンドいらずと謳ってますが…。)
また、解説がわかりにくかったり、英語のスペルを使うものなどがあるので、 オリジナルの補足原稿として、ハンドリング、その他のアイディアなどを記したもの作品によってお付けいたします。
−収録内容−
Contact Colors (Aldo Colombini) シャフルしたデックの中から1枚をラッキーカードを取り出し、そのカードをデックの中に表向きにします。 観客の意思によって半分に分けられ、その半分から1枚のカードが選ばれます。 そのカードはデックの中に戻され、観客によってカットされます。 デックをトップから26枚分けて取り、2組にします。 2つのパックを1枚ずつ裏向きで配っていきます。(都合4つのパイルが出来ていきます。) 表向きのカードのラッキーカードの時に配ったカードが、観客のカードです。 そして、各パイルのトップを見ると、4Aが。 さらに、赤いAのパイルは全て、赤いカード。黒いAのパイルは全て黒いカードのクライマックスです。
Impossible (Mike Austin) 実に挑戦的な手順です。 デックが観客によってシャフルされます。 フルデックを使うと時間がかかるからと言って、小数枚(10枚前後)のパイルを取ってもらいます。 そのパイルから1枚のカードを覚えてもらい、抜き出して、残りのデックのトップに置いてくれと言いますが、 トップカードを見ていて、それをキーカードにすると思われたくないので、パイルをシャフルしてから、 トップに乗せて、その上に選ばれたカードを置くよう指示します。 しかし、ここでカットすれば、ボトムカードをキーカードとするかもしれない、と言って、ボトムから複数枚を相手に取ってもらい、 そのパイルをシャフルしてもらい、トップに重ねてもらいます。 さらにコンプリートカットをしてもらいます。 この状態で選ばれたカードを当ててしまいます。
一般の方にもキーカードの存在している人もいますし、もちろん知らなくてもとても不思議でしょう。 懲りすぎの感もありますが…。(^_^;)
Shuffling Lesson (Chad Long) あなた(マジシャン)が観客に対して、カードの扱いを教えるという設定で行います。 ディーリング、オーバーハンドシャフル、カット、等を自由にしてもらいます。 そして、4つのパイルにディールしてもらいます。 あなたの各トップのカードを見ると4Kです。そして、観客のトップは4Aなのです。
技巧派チャド・ロングの作品ですが、セルフワーキングとして間違いなく大傑作。
Henry Sugar (Liam Montier) 観客によってデックが混ぜられます。 1〜10のスポットカードは色が混ざっていないので簡単すぎるから、 いろんな色が含まれる絵札を使うと説明します。 トップから配っていき、絵札が出たらそのカードを使うと説明し、 あなた(マジシャン)は後ろ向きます。 この状態で複数枚の絵札を当てたあと、残りのデックを再び混ぜてもらいます。 更に絵札を当てていき、残りのデックから選んだ1枚のカードを当ててしまいます。
※補足原稿あり
Pre-Prefiguration (Larry Jennings / Mark Elsdon) 観客によってデックが混ぜられます。 1枚のカードを裏向きで抜き出し、テーブルに置きます。 残りのデックを表向きで配っていき、観客にストップをかけてもらい、デックを分けます。 裏向きにして、好きなパイルを選んでもらいます。 トップカードの数字のスペルを使ってパイルを配ると、各パイルのトップは同じ数字で、 最初に置いたカードも同じ数字です。
セットアップが実に巧妙。 スペルは英語ですが、日本語にも対応を補足原稿に。
※補足原稿あり。
Your Aces Are Marked (Terry Lagerould) デックを裏向きにリボンスプレッドします。 そのまま、4枚のカードをアウトジョグします。 テーブル上で端から裏表を混ぜますが、オマジナイをかけると全て裏向きになり、 4Aのみが表向きになる一種のトライアンフ。 実際に一般の方に演じましたが、大変効果的でした。
※補足原稿あり。
Shufflebored (Simon Aronson) 観客2人にデックを半分ずつ渡し、混ぜてもらいます。 さらに各パックを半分ずつにして、片方を表向きにして交換し、シャフルしてもらいます。 その2つのパックをさらに混ぜます。 裏表混ざった状態ですが、裏向きのカードの枚数、赤と黒の枚数などの状況が全て予言されています。 予言の方法はアリ・ボンゴ氏によるもので、確実にうける手順になっています。
The 7/16 Club (Alex Elmsley) 予言を示します。 観客が7-16の好きな数字を選び、その数字によって2つパイルを作ります。 片方をあなたが持ち、残りを観客が持ちます。 各パイルをアンダーダウンカウントして、最後のカードを見ると、 あなたのカードがスペードのAで優位なカードです。 予言には『マジシャンは常にスペードのAで勝利する』と書かれています。 地味ですが、良い原理です。
Impossible (Larry Jennings) 観客によってデックがシャフルされます。 1〜10の好きな数を決めてもらい、その数字で3つのパイルを作ります。 1つのパイルからカードが選ばれて、パイルは重ねられて揃えられます。 この間、あなた(マジシャン)は後ろを向いています。 向き直ったら、今までことをおさらいし、いかに観客のカードを当てるのが難しいかを示します。 しかし、『Impossible』のスペルでカードを配ると、相手のカードが出てくるのです。
スペルは英語ですが、日本語にも対応を補足原稿に。
※補足原稿あり。
4,5,6 (Al Thatcher) 観客によってデックがシャフルされます。 好きなところで、カットしてもらいそのボトムカードを覚えてもらいます。 デックを5つのパイルに分けて、覚えたカードがどのパイルにあるかだけを教えてもらいます。 この状況でカードを当てます。 シンプルで不可能。
※補足原稿あり。
Unbelievable (By Shields, F. Michael And Bascom Jones, Jr) 観客によってデックが混ぜられ、カットされます。 デックをクラブとダイヤ、スペードとハートの2パイルにわけます。 片方を表向きにくばり、もう片方を裏向きに配って、26のペアを作ります。 各ペアを見ると、すべてメイトになっているのです。
内容品:演技&解説DVD(英語) 日本語補足原稿(独自サービス)
※続編のVOL.2はコチラ(←リンク)
そのさらなる後続作品集DVDとも言える
『Miracles Without Moves』はコチラ!
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