ステージマジックのレベルを変えるDVDです。

今、マジックの世界で一番熱いのは、やはり韓国でしょう。
リ・ウンギョルやチャーミング・チョイにはじまり、アン・ハリム ハン・ソリ、ユ・ホジン、ハン・ウォングン、イ・フン、ユ・ヒョンミン キム・ミンヒョンなど等。
マジックの世界大会であるFISM、2012年ではマニュピレーション部門の 1,2,3位を独占し、グランプリも獲得。
クロースアップもステージも、ほぼ独占です。
それほどのマジシャンがいる中で 「お前が出たら、お前が1位だ!」と言われ続けたマジシャンがいます。
その名はルーカス。
毎年、韓国の釜山で行われるマジックの大会である BINF(Busan International Magic Festival)でもステージマジックで1位を 取ったのですが、あまりの実力ゆえなのか、コンテストの演技前に 道具を隠されてしまい、出番ギリギリまで自身の道具を作り直し、直前に完成!
通常ならメンタル面でくじけてしまい、演技ももままならない状態でしょうが 彼は1位を獲得してきたという、とんでもない実力者。
FISMで2位を獲得後、アジアを中心にレクチャーを行っていますが まだそれほど多く開催されておらず、受けた人間も限られています。
日本でもたった2か所のみで行われ、そのテクニックを知っている人数は限られています。 世界中に衝撃を与えたそのテクニックが、ここに公開されます。
アーティスト ヴィジュアル
こちらはDVD2本組のセットで、カード編、ボール編といった感じになっています。 かなり濃密な内容になっていますので、まずは動画をご確認ください
DVDの内容ですが、彼の一連の手順が載っているというよりも、まずは基本的な 技法の解説のパートがあり、彼の使っているテクニックの解説そして、プラスアルファの アイデアを紹介している部分がメインです。
正直、動画だけでは、彼のテクニックのすごさなどは伝わりにくいですし 上記プロモーションもかなりかっこよく作られていて、現象を楽しめきれない 部分もありますが(笑)、満足する内容だと思います。
Disc One - Card Manipulation ベーシックスキルとして、バックパームや1枚出しなど、既に身につけている 人も、ぜひ目を通してください。
自分の行っているテクニックと、ルーカスの行っているテクニックが異なる場合 その違いがどんな違いを生み出しているのかを、理解してみてください。
・Eclipse 1枚でのカード遊びですが、様々なポジションのトレーニングになります。
・Blossom 1枚のカード・・・と思ったら、複数枚のカードが指先に現れます。
・Portal 1枚を指先でまわしてから、それをファンに! そのファンが手から手に!!
・Take Five いわゆる5枚カードのルーカスの方法です。
・Scorpion カードを縦方向にプロダクションするので、非常に見やすい テクニックです。手順最後はロールダウンで終わります。
・Ivory カードからウォンドにつながる手順です。 ルーカスが行うと、まるでそのまま変形していったかのように変わります。
・Inception カードの1枚出し、そしてファンで捨てると花が現れるという手順。 あまり派手な流れではないですが、無駄が無いために、非常に不思議に見えます。
・Morph ファンから花への変化。非常に美しく変化します。
・Cactus カードの1枚出しから花へ変化します。1枚出しも、縦方向に出るので 非常に綺麗です。
・Spiral いわゆるパーフェクトプロダクションでのプロダクションです。 ちょっとした違いで、綺麗に見えます。
・One カードとボールの手順です。非常に美しくカードがボールへ、ボールからカードへ 変化します。
・Classic1 カードマニュピレーションのシンプルな手順です。
・Classic2 カードマニュピレーションの手順ですが、最初ファンが小さくなるところは 面白い見せ方をしています。
Disc Two - Ball Manipulation 指先でボールを遊ぶところからスタートして、基本的なボールの消し方 シェルの扱い方などを学びます。
玉の動きがなぜこれほどきれいなのか、よく見ていただくことをお勧めします。
ポイントとしては、動くものと動かないものを意識しておく、ことだと思います。
・Fabric ボールとシルクを使った手順ですが、ボールからシルクに変化する所は 非常に綺麗に変化します。
・Square ボールの1つ遊びの部分ですが、非常に綺麗です。
・Point 消してからのあらための動きですが、非常に滑らかに連続して行えています。
・Trinity ボールを複数使った手順になっています。
・Set Piece ボール1つから4つになるハードなテクニックの部分ですが、彼は 非常に簡単にやってのけます。
・Recurring 指先からとっても、また指先に現れる手順です。
・Tetris かなりトリッキーな手順です。投げ取りも簡単に行っていますが ボールがいつの間にか手から手に移動します。 そして最後には4つになります。
・Draw 1個から4個に、4個から1個、2個から4個等 非常にアグレッシブにボールの数が変化します。
・Delusion ボールのカラーチェンジです。 めまぐるしく変化をします。
・This Plus 1個ずつボールをプロダクションしていって、4つにします。
・Climax 両手に4個ずつ、あっという間にプロダクションします。
商品は、DVD2枚、英文冊子が1冊です。 英文冊子に関しては、ほぼ完訳されていますので、DVDと一緒にご確認ください。
ただ、DVDの内容に関しては、ほぼ動きのみでの解説ですので ご心配はいりません。また英文冊子も比較的簡単な英語ですので、理解は 難しくありません。14ページほどのものですが、かなりみっちりと書かれています。
また、日本で行われたレクチャーに参加していますので、そこで学んだことも こっそりと和訳の中に取り入れる予定です。
レクチャーの際にLukasへ直接交渉、DVDの取り扱いを頼みました。 このDVDの内容が勉強されないのがもったいない! そういえるものですので、ステージでのマニュピレーションを行う方はぜひどうぞ。
2013年のUGMコンベンションでゲストショーのトリを飾ったルーカス。
シンプルなマテリアルのみで、あのジュリアナ・チェンやレベントの演技さえ 上回るスタンディングオベーションを勝ち取りました。
ぜひ生で演技を見てほしいのですが、見ていただく前に、このDVDでしっかりと 予習をしておいてください。 それでもキッチリやられますし、予習しておいた方がより演技を楽しめると思います。
|