実用的なマジックが目白押し!シリーズ第6段!!
S・Fマジックフェスティバル コレクション6 【2010年奇術の旅】
2010年5月に開催されたS・Fマジックフェスティバル で販売された豪華出演陣によるレクチャーノートであり、 毎年楽しみにされている方も多いことでしょう。 今回で第6冊目を迎えたノートには、考案者自らが長い間 演じ続けてきた貴重な作品を7手順解説。 どの作品も考え抜かれたサトルティーや理由づけなどを 細かく解説されており、見逃せない作品集となっています。
もちろん、作品提供者は豪華です。 シリーズでは今や当たり前のメンバー カズ・カタヤマ、ヒロ・サカイ、ゆうきとも、庄司タカヒト 今回のゲストマジシャンYuji村上ら6名に加え、 脱力ギャグでおなじみシオミの計7名(敬称略) による作品集となっています。
解説には、カズ氏のイラストがたっぷりと練り込まれたもの となっており、“シオミのひとネタコーナー”では 超脱力マジックが収録。
また、小説「午前零時のサンドリヨン」のパロディーマンガ も収録されています。
これほどまで充実した作品集は珍しいでしょう。 ぜひあなたのマジックコレクションに!
<収録作品>
1.Kit-Cut(Yuji村上) 4人の観客にカードをカットして持ち上げてもらいます。 それぞれが全く自由に持ち上げた各パケッのトップを見てもらうと 全てがエースなのです。氏の実戦での経験が活かされた作品です。
2.Time & Space(ヒロ・サカイ) 観客に1枚のカードの裏にサインをしてもい、 このカードをカードケースに入れます。 演者は「時間を過去にもどす」と言い、ケースからカードを 取り出します。すると、カードのサインが消えてしまいます。 次にデックから1枚のカードを選んでもらい、 カードケースに入れます。演者は「時間を現在にもどす」 と言い、観客にケースからカードを取り出してもらいます。 すると今度は、観客は選んだカードの裏に先程消えたサインが 現れるのです。何も仕掛けがいらず、準備の必要もない、 まさに時間と空間を捕らえたような、ユニークで Completeな現象です。
3.The Chicago Opener Plus(ゆうきとも) 傑作「シカゴ・オープナー」に、さらなるアプローチを加えて、 実戦的な作品へと昇華した傑作。実戦派のマジシャンには すぐにでも役立つ作品で、この方法を用いれば、オープナーとして だけでなく、いろんな手順に組み込むことが可能です。 ぜひ、お試しください!! 4.E-Z Color Changing Knife(ゆうきとも) 黒いナイフが白に変わったり元に戻ったりと鮮やかに変化。 さらには白黒の2本のナイフが何度も入れ替わります。 最後には白いナイフが赤いナイフに変化してしまいます! 複数のナイフを用いる場合に起こしやすい問題点を あっさりと解決しており、台詞細かく解説されています。 ゆうき氏が好んで演じている手順で、氏がオープニングや 中ネタとして重宝しているものです。 この作品は、“モダクラ7”で演技映像をチェック出来ます。
5.ハンカチとペンの手順(庄司タカヒト) ペンがハンカチの中央を貫通し、最後にはペン自体が消失 してしまいます。そして、消えたペンはというと・・・!! 実際に氏がテーブルホップなどで演じていた ものであり、まさに実戦的な手順に間違いないでしょう。
6.コインの飛行(カズ・カタヤマ) 荒井晋一氏の「Four Coins Across」の手順を、 カズ氏自身が20年以上演じ続けてきて様々な要素をプラス。 高度な技術の中に練りこまれているサトルティーもお見逃しなく。 左手に握った4枚のコインが1枚ずつ右手へ移動していきます。 4枚を握ってから左手を最後まで開くことのない、 一味変わったコイン・アクロスです!!
★カズ氏ご本人にお願いし、 動画をとらせていただきました! 左手を最後まで開くことなく飛行していくコインに ご注目ください↓↓
7.コインとペンの手順(HIROSHI) 氏がここ数年間演じている手順で、準備も少なくて済む、 実用的な手順です。ワンコイン・ルーティンの後に、 ペンが出現し、コインがペンのキャップの中へ。さらにはペンが 小さくなり、おまじないをかけると、また元のサイズに戻るのです。 付記を設けるなど細かな点にも気を配り、HIROSHI氏自身によって 8ページにわたり完全解説されています。 |