お待たせしました、続編の登場です! このDVDの前編である「インスクリュータブル:レッド」はスマッシュヒットをし 全く無名のマジシャンが、一気に知られることとなりました。
ジョセフ・バリー、彼の想像力と創造力はまだまだ留まるところはありません。
レッドを購入した方は・・・これを買わないと損するでしょう。 なぜなら、彼の手法をさらに学べるチャンスを逃すからです。 あの時の衝撃を、再度味わってください。
まだレッドさえ購入してない方は・・・損するでしょう。 あなたのまわりのマジシャンは、既にとんでもないカードマジックを 手に入れている可能性があります。
続編になる、ブルー。お楽しみください。
LLLピーク マジシャンが無造作に配っていくカード。 観客が好きなところでストップしたところの2枚を見てもらいますが マジシャンはそれを即座に言い当てます。
庄司タカヒト氏が、似たような考え方のピークを実際に利用しています。 大胆な方法ですが、その効果は十分に実証済みです
センターディール 「センターディールの実演をする」と言ってやってみせ 最後には観客の指定した数字のカード4枚も出してしまいます。 説得力のある流れでセンターディールをやったかのように見せる演出。
準備の巧妙さと、方法論のストレートさが心地いいです。 使っているテクニックは決して簡単ではないですが 彼の言うとおり、このトリックを通じで練習ができます。
スタンダップ・ロイヤルフラッシュ / エース・セレクション 4人の観客+マジシャンが無造作に作った5つのパイルのトップが ロイヤルフラッシュになっています。 そのパケットを集めて混ぜ、観客に1枚ずつ取って貰いますが 今度はそれが全てエースになっています。
2段になっているとは思えない位、ラフにデックを扱います。 しかしすべては考えられた構成で、観客を完全にノックアウトです。
ジャズ・ギャンブリング・デモ ギャンブルテクニックの実演をすると言いながら エース4枚をディールしたり、まぜたはずのデックから同スートのカードが 13枚すべて順番に出します。 観客の思い込みを利用し、すべて単純な方法で実現しています。
題名にある通り、このトリックの後半はジャズ、つまりはアドリブで カードを取り出していきます。 その心地よさもお楽しみください。
フォー・ストップ 観客が配り、好きなところで止めたカード。 その数字の他のカードを一瞬で抜き出します。 これをシャッフルしたデックで行います。 ジョセフ・バリーがオープナーとして演じているペット・トリック。 巧妙です。
何かあっても「気にしない」という非常に大胆な手法により 巧妙さが生まれている面白い手順です。 様々に応用可能だと思います。
フェア・ディール シャッフルしたデックを使います。公明正大にポーカーをやりますが マジシャンはフォー・エースで必ず勝ちます。
その方法論を聞いたら、恐らく演技をすぐに見返すことでしょう。 普通の動作として、実際には非常にハードなことを軽々と しています。
アウト・オブ・ディス・ワールド 観客にカードを配ってもらい、山を二つ作ってもらいますが それが赤と黒で綺麗に分かれています。 観客自身が混ぜて配るアウト・オブ・ディス・ワールド。
ある意味大胆な方法論です。 今までの彼のハンドリングとはちょっと毛色の違う感じが また楽しいです。
バリューズ 観客二人が無造作に選び、デックに戻したカード。 選んだ数字の枚数目から、それぞれのカードが出てきます。
非常にシンプルで、彼はセルフワークと言っていますが・・ 実際には、案外仕事が多い作品。 でもそれを全く感じさせない彼の力量が、すさまじいです。
マッチング・ザ・ポーカー・ハンド 観客に1枚引いてもらいます。マジシャンが適当に出した4枚のカードのうち 3枚が観客の引いたカードの数字になっています。 その後、その5枚が一瞬でロイヤル・ストレート・フラッシュに変化。
メモリー・ポーカー 観客自身が自由に配ったポーカーの手の中から 1枚を憶えてもらいます。マジシャンはノーヒントでそのカードを当て それだけでなくそのカードを使ったストレート・フラッシュも出してしまいます。
巧妙に相手の心理を誘導し、完全に分からない状態でのスイッチを 行っています。 映像ではばっちり写っていますが、観客には何一つ悟られていません。
スペクテーター・ポーカー・ディーラー 観客自身にデックを混ぜてもらい、ポーカーの手を配ってもらいます。 それでもマジシャンはフォー・エースを揃えて勝ってしまいます。
かなりストレートな方法ですが、タイミングやテクニックレベルが 高いので非常に不思議なトリックになっています。
メンタル・セレクション 観客に自分でデックを広げてもらい、好きなカードを1枚見て憶えてもらいます。 そのカードをスライハンドを使い、当てます。
信じられないでしょうが、本当に「相手を読む」手順です。 この手法を磨いたら、たとえ一流のマジシャン相手でも煙に巻く 事が可能になるでしょう。
ストリップアウト・テーブル・ファロー テーブル上でファロー・シャッフルをしてからかみ合わせたパケットを ストリップアウトする方法を解説。
その他にもテーブル上と空中で、リフル・シャッフルを行って 二つのパケットを完全に一枚ずつかみ合わせる方法も解説。 通常のテーブルリフルを行いながらも、ファローシャッフルを 行ってしまいます。
今回、題材としてポーカーが多いような気がしますが、これは決して 方法論の問題ではありません。 演出としてなじみのあるものを利用している、という感じであって 今回も彼の手法は様々です。
複数枚のパームにパケットスイッチ、ミスディレクションにセルフワーク 連続したフォースもあります。今回も彼のテクニックは冴えています!
相手にカードを配ってもらう、自分がカードを配る、配ったカードに意味を持たせる などといったことを考えるとポーカーというお膳立てが良いだけであって 手法をまねして、演出面を変えて行くことは可能です。
ぜひ楽しんでみてください。
注意:「インスクリュータブル:ブルー」はオリジナル版「Inscrutable ディスク2」を翻訳したものです。 オリジナル版「Inscrutable ディスク1」の日本語版は「インスクリュータブル:レッド」をご覧ください。
<関連商品>
インスクリュータブル:レッド(日字幕)
|