ジョシュア・ジェイも大絶賛の書籍が、日本語に!!
人前に立つパフォーマーであれば、マジックが上手にできることは当たり前で
それがどれだけ面白いかがカギになります。
こんなものを見たことががありませんか?
「マジックとして成立しているだけで、面白くない演技」
(たまにマジックとしても成立してないことがありますが・・・)
対岸の火事としてみているだけ?
本当に冷静なマジシャンなら、そんなことはできないはずです。
「もしかすると、自分も・・・」
あなたがそんなパフォーマーになることを避け
反対に一流のエンターティナーになるための本なのです。
言い換えるなら
あなたの演技を「圧倒的に面白く」演じられるようにするための本
なのです。
なぜ、そのような演技になってしまうのか、それはマジシャンが
行う仕事をトータルで見てくれる人がいないから。
映画には監督がいます。演劇や舞台には演出家がいます。
コンサートには指揮者がいます。
マジック以外のエンターテインメントには、パフォーマンスの面白さに
責任を持つ役割の人がいるものです。
しかし、マジックではそんな役割の人はおらず、
大抵自分一人で演技をつける場合が多いと思います。
また面白くない演技を見たとき、もしくは撮影した自分の演技を見たときに
「何かひと味足りない」
「面白くないことは分かるけど、何をどう改善すれば良いか分からない」と
思ったことはありませんか?
プロの見識と基準と知見を持った人に演技をつけてもらったら
どれだけエンターテイメントの質が上がるのか想像してみてください。
この本を読めば、一流のエンターテインメントと他を分けるポイントがどこにあるのか
自分の演技の何を、どう改善すれば良いのかが自分で分かるようになります。
著者はケン・ウエバー
ケン・ウエバーは、日本では知られていませんが
英語圏ではこの本の出版により一躍有名になりました。
出版以前も、マジシャンとして10代からニューヨークの国際見本市と契約したり
サイキック・エンターテイナー協会(PEA)でプロフェッショナル向けの
セミナーを行ったりと、知る人ぞ知る存在だったのです。
最近もジョシュア・ジェイのショー「アンリアル」で
ジェイからの絶大な信頼を得たコンサルタントとして活躍しています。
エンターテインメントを引き出す演出については
彼以上に知っている人物はそういないでしょう。
つまりは、これだけのことをあらかじめしっかりと考え準備し
そして何らかの答えを導いてから、マジックを演じることで、演技を面白く
することができる、というわけです。
ジョシュア・ジェイほどの腕の立つマジシャンだからこそ、マジックのパワーを
引き出し、見てくれる人を最大限に楽しませたいために、この知恵の持ち主に
コンサルタント依頼をするわけです。
我々にコンサルタント依頼をすることはできませんが、次善の策としては
どういった点に注意すればいいのか、この本から学ぶことで、仕事の全体像は
把握できるはず。
マジシャンとして、自分に磨きをかけたい方は、ぜひどうぞ!!
『この本は極端に目新しいことや、理論を述べているわけでなく、過去にも語られてきたことも多いのです。
しかし、実在するマジシャンの具体名をあげて、その事例も述べているので実に理解しやすい。
そのマジシャン達の一例は、デビット・カパーフィールド、クレスキン、ジークフリード&ロイ、ダグ・ヘニング、マックス・メイビン、クリス・エンジェル、デビット・ブレインなどです。
しかも長所だけでなく、その短所やキズすらも語っているのです。
また、翻訳者、田代氏の渾身の翻訳、補足により、マジック界の翻訳本としては上質になっています。
すべてのマジシャンにおススメできる一冊です。』 HIRO SAKAI
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