monthly Magic Lesson 創刊9周年記念号
マンスリーマジックレッスンは、毎月1冊の冊子&DVDを リリースしている、いわば通信教育のマジックコンテンツ。
今となっては入手困難になってきているターベルコースも 元はといえば、こういった通信講座のテキストを集めたものです。
そんな、現代のターベルコースともいえるような マンスリーマジックレッスンですが、周年記念の号では 毎回ゲストを呼んでの、特別号がリリースされます。
なかなか聞くこと・見ることのできないゲストのキャラクターを ホストのゆうき氏が存分に引き出して、面白くも 学びになる内容になっています。
今回は9周年記念として、ゲストは荒井晋一氏
荒井晋一氏は、日本を代表するクリエーターのひとりで 「アフェクションズ」と題した、現在年に1回発行されている ワンマン作品集も既に37を数えるほど数多くの作品を発表していらっしゃいます。
氏の作品はユニークでいてユーモラス、独特な「トボケ」を交えた その独特な作風は「荒井タッチ」として知られています。 今回、そんな氏の数ある作品群の中から、比較的最近の作品を いくつかご紹介いただきました。
また荒井氏は学生時代にビリヤードボールのマニピュレーションで 一躍名を馳せたこともあり、今回その演技を特別に収録させていただきました。 商品も多く発売しており、特に日本におけるパケットトリックブームを 黎明期より支えた功労者としての側面も ございます。
さらには、毎年「たっぷりとクロースアップマジック」と題する ショーイベントを主催されるなど、精力的に活動されており まさに日本マジック界の興隆には欠かせない人物のおひとりです。
記念号恒例の対談コーナーでは、そういった活動経歴を主軸に 「アフェクションズ」発刊のきっかけとなったエピソードや 親交の深かった片倉雄一氏との思い出など 他ではなかなか聞けないお話をたっぷりと伺っております。
●特集:【ゆうきとも】三重に張り巡らされたミラクル! ★インビジブルマーク〜ゆうきともによるバリエーション〜 マジシャンは、4枚のクイーンを取り出して、裏に印が付いていると 説明しながら裏面を示しますが、一見普通のカードにしか見えません。 しかし、もう一度裏面を見ていくと、それぞれのカードに 見逃すはずのないほどの大きさで、×印が次々と現れるのです!
★スリーカードハーモニー 2人の観客に2組のデックからそれぞれ適当にカードを取り上げてもらいます。 その2つの山を混ぜ合わせた後、取り上げた枚数を元に それぞれカードを1枚ずつ覚えてもらいます。 すると、その2枚が見事に一致しており、さらにはあらかじめ置いていた 予言のカードとも一致するのです!
★もう一度アセンブリ 4枚のカードを4隅に並べます。 1枚のカードの下に4枚のコインを入れますが、次の瞬間にはコインは 4箇所に散っています!
●特集:【荒井晋一】たっぷりと荒井タッチ! ★ストレートロケーション 1枚のカードを観客に覚えてもらってからデックに戻した後 デックにおまじないをかけます。 一番上のカードを持ち上げると、ずるずるとカードが連なっており しかも同じマークが順番通りに並んでいるのです! そのまま全てのカードを見せていくと、たった1枚だけ 逆向きになっているカードがあり、それが観客のカードなのです!!
★星のさだめ ロープの中央にハンカチを結び付けます。 ロープを引っ張ると、ハンカチは結び目を残したまま抜け落ちます!
★モンテ・ピー・ロープ2 2本の長さの違うロープを見せますが、端を揃えて引っ張ると 同じ長さになります。気がつくと、ロープは3本に増えます! しかしまた2本になり、最終的に1本の長いロープになってしまいます。
●特別対談 ★荒井晋一×ゆうきともの特別対談 (協力:カズ・カタヤマ、庄司タカヒト、ヒロサカイ)
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