超絶技巧師ふじいあきらがおくる 2015年最新カードコントロールテクニック集
氏が実践で磨いてきたオリジナルコントロールをはじめ 20年に及ぶクラシックパスの研究の中で生まれた ブレイクを必要としないパスなど! 4種のコントロールを詳しく解説いたします。
ふじいあきら氏のテクニックに共通する不思議さは 映像で言うところのいわゆる「コマ落ち」にあると思います。
マジシャンの視点から見ると本来あるべきダーティーな動きが無く 頭の中で考えている動きより一歩早く技法が終わったように見えます。 そしてそれは一般の観客の視点から見ると 技法臭さを感じさせない動きということになります。
今回解説されている技法も前作のサイドワインダーと同様 あなたがカードトリックで使うコントロールやパームの時間を短縮し その現象全体の不思議さをさらに高めてくれることでしょう。
あきらコントロール 直前まで表を示した状態で揃えたカードをトップにコントロールする方法です。
トルネードコントロール デックを反転させる動作の中で、1枚もしくは複数枚のカードをコントロールします。
リバース ダイアゴナルパームシフト 手前から差し込んだカードをデックを揃える小さな動作でパームします。
ノーブレイク パス クラシックパスの研究の中で生まれたまるで二つのパケットが 貫通したかのように見えるパスで、三つのバリエーションがあります。
基本動作の説明に加え「2枚目へのコントロール」や 「複数枚のコントロール」等のバリエーション そして練習を兼ねて演じることができるショートルーティン等が解説されています。
また、本作品の解説は全てふじいあきら氏によるアフレコとなっています。 アフレコは字幕やしゃべりながらの撮影に比べて必要な情報だけを 詰め込むことが出来るため、30分という短い時間で効率よく 内容を吸収いただけると思います。
正直、これらの技法が使われる所を何度も繰り返し見てきました。 何か納得いかない点があれば、ふじい氏は何度も修正を繰り返し 完璧ともいえる状態にもって行きます。
これらの技法を手に入れることで、カードのコントロールに関して 他のマジシャンよりも、2手近く先へ行くことができるでしょう。 逆を返せば、もし身につけない場合には、2手の遅れをとることになります。
練習し甲斐のあるものだと思いますので、デックを手に、すぐにDVDを見て 始めてみてください。
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