「究極の不思議を提供したい!」 マジシャンならそんな思いを持つはずです。
疑う余地すら与えない、怪しいところが微塵もない。 もしかしたら、本当に不思議なパワーを持っているのではと 観客が思ってしまう。
そんな演技をしてみたいと思ったことがあるはずです。
最近の流行もあり、いわゆるメンタリズム的な 演技を取り入れる人が多くなっているでしょう。
相手の頭の中を直接覗き込むような、そんな演技になるのですから 観客のインパクトは計り知れません。
メンタリズムのショーはエンターティメントであり メンタリストに本当に不思議な力があるわけじゃない…。 そう考える観客の常識を揺さぶる手法が、ここにあります。
ルーク・ジャーメイには不思議なトリックを作り出す構成力が ありますがそれ以上に、エンターティメント・ショーの枠組みを超えて 観客の常識を揺るがすことのできる演出力がずば抜けています。
その感覚をすべての手順に練り込み
「本当に心を読んでいるのかも…」
「本当に不思議な力ってあるのかも…」
と思わせる演技を見事に作り出します。 その手法や考え方を、詳しくこのDVDで解説しています。
1巻も多くのマジシャンに、多大なる影響を与えましたが 2巻も同様に、多くのマジシャンにとって、刺激になるものでしょう
ジャーメイズ・マインド 2巻
彼はこのDVDの中で「私にとって最高のリアクションは、喝采でも笑いでもなく、 息をのんで静まりかえる静寂だ」と言っていますが、そこを目指して考え抜かれ 作り込まれた演技6つの演技が収録されています。
また今回も、クレジットと各手順を考案した過程の書かれたPDFファイルを収録。
ダブル・ドローイング 複数の観客に絵を描いてもらいます。舞台上に上がってもらった観客が 「見て選んだ絵」と「見ずに選んだ絵」の双方を 描いた人の個人情報を含めて当ててしまいます。
デンジャー・アヘッド 観客に2つの紙袋のうち1つを選んでもらいます。 観客の手の上に選ばれた袋の中身を空けると、羽が落ちてきますが もう1つの袋の中には大きなレンガが入っています。
「ダニンジャー・プロイ」と呼ばれる原理を使い どちらが選ばれても100%自然な選択になります。
ゼン・アプレンティス 観客が裏向きにカットしたパイルの中の赤いカードの枚数や 観客のカードの位置をメンタル風の味付けで当てていく カード手順。誰もが知っている原理を マジシャンが見ても引っかかる演技に昇華させています。
アウト・オブ・ディス・ワールド 観客がカードを置いていく冗長な部分をエキサイティングな流れにし ルーク・ジャーメイのタッチを加えて観客の反応を 最大化させた演出を解説。
ゼナー 振り子を使い、観客が選んだESPカードを当てます。 観客自身が持った振り子が動く、強烈な手順。
ロスト&ファウンド 何十個ものマッチ箱の中から、観客が自分のお札を入れた箱を当て さらに振り子を使ってシリアルナンバーを当てます。
※本タイトルは、オリジナル版「Jermay's Mind」の ディスク3を翻訳・収録したものです。
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