お知らせします!
「とってもいい」
オリジナルマジックの作品集
日用品を使った手軽なサロンマジックを全部で10個ご紹介
考案・演技・解説はカズカタヤマ氏
年末年始、歓送迎会などでは助けになる手順たちです。
とってもいいでショー DVD
あなたがマジックを演じる状況で一番多いのはどんな時ですか?
恐らくは10人前後〜数十人程度を相手にして、立った状態で
演じることが多いのではないでしょうか?
専門的には「サロンマジック」などと呼ばれるものになりますが
セットが大変なステージマジックを演じるのでもなく
コインやポーカーサイズのカードではちょっと見にくいかも?
と思える場合が多く、どのネタを演じようか迷いがちです。
もちろん、そういった状況にあった商品もたくさんあります。
上手く使えば演者の負担もなく、効果も大きいのですが
いつも同じネタになって、毎回同じカードを選んでもらっている(笑)
なんてこともあると思います。
また、いきなり「何かやって!」と言われてしまい、得意のネタを
持っていないので、困ってしまった方もいることでしょう。
すぐに調達できるようなもので、効果的なマジックができないものか?
大勢の前で演じても見やすいマジックはないものか?
カジュアルに見えるけど、不思議で面白いマジックはないものか・・・
はい!ここにあります。
カズカタヤマ氏の最新DVDです。
カズカタヤマ氏と言えば、ゾンビボールやシルクの演技などマジック的な
道具を使った演技に定評がありますが、今回はそのようなものをあまり使わず
お客さんと対話しながら、楽しいマジックが繰り広げられます。
まずは動画をご覧ください。
演技・解説されているトリックは全部で10個。
全てカズカタヤマ氏のオリジナルトリックで、マニアにも一般のお客さんにも
非常に効果的なものばかりです。
1.ハンカチを突く!
尖った鉛筆の上に観客のハンカチを広げて被せ、ティッシュを乗せます。
下から突き上げると、鉛筆は、ハンカチとティッシュを突き抜けて出てきます。
ティッシュには穴があきますが、ハンカチは…なんともありません。
古典マジックを独自改良。完全即席で演じられる重宝な作品。
ハンカチもティッシュもすぐに調達できるものですから、いざというときでも
演じることができます。
2.ちびた
鉛筆を封筒に入れて、クリップで口を留めます。
マジシャンは、封筒をおもむろに握りつぶしてしまいます!
鉛筆は消えうせたのではなく…とっても小さくなっています!?
完全に消すこともできますが、そこはきちんとオチをつけるのがカタヤマ流。
物が消えると、どこに消えたかみんな想像します。でも変化した場合には
変化後のものに集中が行くために、後の処理が非常に楽です。
3. ネクタイを斬る!
観客のネクタイを紙筒に通し、ハサミで切ってしまいます。
くっつけようとしても、間違いなく切れているように見えます。
でも、観客が息を吹きかけると、見事に復活します。
途中で、本当に切れている(?)状態を示すところがミソ。
独自のハンドリングと、それを効果的に見せる演出に注目です。
ネクタイに限らず、少々長さのあるものを切る場合には、使える手です。
4.コインを燃やせ!
借りたコインに印をつけてもらい、紙片に包んで火をつけると…
跡形もなく燃え尽きてしまいます。
「消えた」コインは、意外な場所から現れるのです。
信憑性のある、ニュースタイルのコインフォールドを紹介。
見えない状態で消えることで、お客さんのイマジネーションを喚起させる
トリックになっています。
5.ラーメンの予言
5つの中から自由に選んでもらったラーメンの味が、あらかじめ
観客に預けておいた封筒の中に見事に予言されています。
新しい技法を開発したことで、ギミックを消去しました。
演出的には別にラーメンである必要はなく、何でも構わないのですが、
氏の演技を見るとじつにいい味を出していて、実際演じるときも
ラーメンにしたくなります。
6.お魚の予言
様々な魚の名前をそれぞれ紙片に書き、折り畳んでハンカチの中に入れます。
観客がハンカチの中から自由に1枚の紙片を選びますが…
そこに書かれた魚の名前が、予言と一致します。
これも「海」や「釣り」などの演出が動作にマッチしていて秀逸。
使用技法もオリジナルで、応用性の広いものです。
冊子「S・Fマジックフェスティバル コレクション7 【The Trick Is Not Enough】」
にも解説されているトリックですので、冊子をお持ちの方は合わせて確認を。
7.灰皿を貫通するコイン
グラスに乗せた灰皿の上で、紙に包んだコインを燃やします。
すると目の前でコインが灰皿を貫通して、下のグラスへと落ちてくるのです!
手放しで見せられるユニークなアイデア(この原理は古典だとのことですが…)。
なお、この手順はボーナストリックで、実演には若干特殊なある素材が必要ですが、
この強烈なビジュアルさは別格で、わざわざ用意してでもやりたくなるトリックです。
ちょっとの準備も苦にならないインパクトです。
8.コインの不可解な移動
観客のサイン付きコインを厳重に紙に包み込みますが、なぜか消えてしまいます。
消えたコインは、なんと「時間と空間を超越して」(!?)…
あらかじめ置かれていた封筒の中から現れるのです。
コインが時間を遡ったとしか思えない「超魔術」的効果。
このハンドリングを知っておくと、かなり使えるものです。
9.品物の予言
様々な品物の中から、観客の意思で全く自由に1つを選んでもらいます。
封筒の中の予言を見てもらうと、選ばれた品物と完全に一致しています。
大人数の前でショーアップした形で見せるのに適した演出。
実用的なアイデアです。
品物は完全に自由にできるために、その場にあった品物を利用できます。
10.ESPの予言
5枚のESPカードをハンカチの中に入れて、よく混ぜます。
その中から観客が自由に1枚を選びますが、そのカードが予言されているのです。
ESPカードでなくトランプでも行える手法です。
これもまた冊子に解説されていたものですので、併せてご確認ください。
適切な個所では、字幕が入りポイントを外さない理解ができるようになっている
親切なDVDです。見る人のこと、学ぶ人のことを考えたものになっています。
一番近い、マジックをしなければいけなさそうな場はどこですか?
その時に、ここで解説されている10個のマジックは必ず力を貸してくれます。
ぜひ、しっかりと練習して演じてください
追伸
このDVDには、実は「裏設定」があります。
個別それぞれの作品を通じて、マジックの基本的な原理や考え方、また
サロンマジックを演じる上でのポイント等が学べるように仕組まれているのです。
今回は、専門的な技法をあまり使わず、入門者の方でも手がけられる内容を
意図しましたので、解説も、作品自体をきちんと演じられるための具体性を重視し、
逆に「理屈」の部分には、あまり踏み込んでいません。
(初心者の方には話について来られずに面倒なだけか、あるいは「頭でっかち」に
なるだけだからです。)
しかし、そのセオリーが、考え方として明示的・顕在的に抽出されていなくとも、
それらの要素自体は厳然と作品の中にインストールされており、作品を学べば、
同時に理論も「頭ではなく」身体に取り込まれ、刷り込まれるようになっています。
「秘密の操作のタイミング」「ミスディレクションの活用」「演出を付けること」
「観客との交流」「技法の複合による手順の構築」「ショーアップ」…など。
サロンマジックの上達を目指す方、また広くマジシャンとしての進歩を志す方にも、
ぜひ、これらの作品を「題材」として、深く研究していただければと思っております。
だてに、UGMコンベンションであっという間に売切れてはおりません。
演目をお探しの方も研究家の方も、ぜひお買い求めください。
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