Ultimate Self Working Card Tricks Vol.2
アルティメイト セルフワーキング カードトリック VOL.2
久々の台詞です。
「このDVD、買ってください」(笑)
なぜなら、良いカードマジックの作品集ですから。
演じる状況にもよるでしょうが、実践的で不思議な一級の手順ばかりです。
新旧一流のクリエーターのよりすぐり作品ですから、
かなりのマニアでもひっかかるでしょう。
ただし、セルフワーキングと言っても、多少のカードの扱いの基本は必要です。 (メーカーはスライハンドいらずと謳ってますが…。)
また、解説がわかりにくかったり、英語のスペルを使うものなどがあるので、 オリジナルの補足原稿として、基本原理、ハンドリング、その他のアイディアなどを記したものをお付けいたします。
収録内容
1. Mind Mirror (Jack McMillan) シャフルしたデックを観客に渡し、 デックのトップからカードを裏向きで配ってもらい、 好きな時に止めてもらったカードを覚えてもらいます。 そして、観客自身にデックをシャフルしてもらいますが、 観客の心を読んで選ばれたカードを当ててしまいます。 傑作です。 ※補足原稿あり。
2. Convergence (Cameron Francis) 赤裏、青裏の2組のデックを使います。 青裏を予言として、テーブルに置いておきます。 赤裏のデックの裏には、1〜52までの数字が書かれています。 観客に好きなカードの名前を言ってもらい、 また裏の数字を1つ選んでもらいます。 例えば、ハートの9と42と言う数字が選ばれます。 青裏のデックの42枚目を見ると、ハートの9です。 ACANの簡易版でストレスはほとんどゼロ。良いマジックです。 ※補足原稿あり。
3. Stock Exchange (John Guasterferro) 1組のデックを観客2人と術者でシャフルします。 2枚のカードを予言としてテーブルに置きます。 デックを2つのパックにわけて、 2人の観客に各パイルから数枚を交換してもらいます。 それを数回繰り返し、2つのパックのトップカードを見ると、 予言のカードとメイトのカードです。 さらに、2つのパックを表返すと、赤と黒に別れています。 一般の人には強烈に不思議な手順でしょう。
4. Sense-sational (Ryan Schultz) 1組のデックを観客3人と術者でシャフルします。 3人にはその中から数枚のパイルを渡します。 まず、1人目は数枚の中から1枚を心の中で決めてもらいます。 パケットごと、デックに戻します。 2人目は数枚から1枚を選んでもらい、 戻してシャフルしてパケットテーブルに置いてもらいます。 3人目も数枚から1枚を選んでもらい、戻してもらい、裏表を混ぜてしまいます。 この状態で、3人目、2人目、1人目の順で選ばれたカードを当てていきます。 かなりの不可能設定手順。 やや懲りすぎの感もありますが、良い原理を組み合わせています。 ※補足原稿あり。
5. Poker Pairadox (John Bannon) A、J、Q、K、の16枚のカードを使います。 2枚ずつメイトでないことを示してから、1枚を自由に選んでもらいます。 そのカードのメイトが特定の位置から出現。 そして、残りのカードも全てメイトになっています。 有名な原理を使っていますが、無駄のないハンドリングです。 流石、ジョン・バノン。
6. Four Most (Peter Duffie) シャフルしたデックをトップから配っていき、途中、観客の意思で、お札を4箇所に挟みます。 お札の隣のカードを見ると、全て同じ数字のカード(4A)です。 実用的ハンドリング。
7. Password Fallacy (Jim Steinmeyer) 9枚のカードから1枚のカードを覚えてもらい、そのカードを観客の決めたパスワードのスペルに従って混ぜます。 しかし、選ばれたカードを特定できるのです。 ジム・スタインマイヤー氏の名作『9カードプロブレム』のご本人によるバリエーション。 スペルは英語ですが、素晴らしい! 日本語に対応できます。補足原稿に書きました。 ※補足原稿あり。
8. Amara Rises Again (Ryan Matney) シャフルしたデックから1枚を予言としてだします。 観客に、3つのパイルを作ってもらい、 その各パイルで花びら占いの演出でダウンアンダーカウントをします。 その結果が、予言と一致し、更には各パイルから同じ数字のカードが出現します。 良い手順で、ダウンアンダーの素晴らしい使い方だと思います。 ※補足原稿あり。
9. Blind Choice (Roy Walton) 観客によってデックがシャフルされます。 数人の観客に4枚のカードを渡します。 その4枚から1枚を裏向きのままテーブルに置いてもらいます。 残りの3枚から、1枚のカードをテーブルのカードに重ねてもらいます。 残りの2枚を一山に集めます。 テーブルのペアのカードを見ると、全て同じ色です。 さらに、残りのカードの色を術者は裏向きのまま分けてしまいます。 地味な現象ですが、頭の良い人ほど、ジワジワと不思議。 そして、観客が大勢のほうがより不思議でしょう。
内容品:演技&解説DVD(英語) オリジナル補足原稿
※前作のVol.1はコチラ!(←リンク)
後続作品集のDVDとも言える
『Miracles Without Moves』はコチラ!
※尚、ダウンロード販売はVOL.1&2ともにしておりますが、補足原稿は付属しませんことご了承ください。
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