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価格 : 2,000 円(税込2,200 円) |
ポイント : 44 |
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今回のコロンビニノートのコンセプトは
「マルチ・カード・レベレーション」
つまり、複数枚の連続したカード当てです。
日本ではあまり見かけないものかもしれませんが
海外のバーマジックなどでは、演技のトリとして演じられたり
何人ものマジシャンによる手順が発表されています。
レギュラーデックで演じられ、人数はフレキシブルに変更でき
その場のお客さんを一気に巻き込めて
最後に盛り上がって終われる、ということで
非常に良いトリック だと思います。
もちろん、マジシャンごとに様々な差があります。
カードをフォースしていく人もいれば
完全にフリーで選んでもらうこともあります。
また、当てていく際にも、1枚目からなのか
最後に選んでもらったカードから当てていくのか
カードの示し方、コントロールの方法など。
今回のコロンビニの方法ですが カードは全く自由に選んでもらえて
コントロールは非常にシンプル
そして1枚目から順番に当てていって
だんだんと難しい方法を使っているような感じに 構成されています。
完全にレギュラーデックで演じられますので 何の準備も必要ありません。
観客にデックをよく混ぜてもらう所から始まり
12枚目のカードはコントロール不可能に見える状況下で 現れます。
今回のノートは、全く同じ内容のDVDがありますので
そちらの動画をご覧いただいた方が、イメージは しやすいと思います。
少々画素が悪いのは、発表されたのは結構前だから、ということです。
そういった昔のトリックに対して、何も考えずに
「古いから不思議じゃない」とか「古いマジックは知られている」
なんて思う人もいます。
もちろん、今風なスピード感ではないと思いますが
これはマジシャンを相手にする手順ではなく
一般の人を相手にする手順です。
一般の人にとって、マジックの新旧に関して
判断することはできないはずです。
もし相手が何かを感じたのだとしたら、それはトリックそのものではなく
マジシャンの演技に対してでしょう。
だとすれば、カードのコントロールや選んでもらう作業を
出来るだけ簡単にして、観客に対してのコミュニケーションを
取れる余裕のある手順を演じる方が効果的であるはずです。
そして、レギュラーデックで演技のトリを演じられるなら
持ち運ぶ道具も少なくなり、どんな時でも
盛り上がって終われるようになるでしょう。
持ち運ぶ道具が少なくできるという点では
プロフェッショナルな手順であると言えるでしょう。
そして、ここで学べるカードの当て方を他のトリックに
応用することも可能ですので、手順の数を
劇的に増やすことも可能のはずです。
上記コロンビニの動画だと、少々カメラが遠く
現象が見にくいかと思いますので
近距離の映像を撮ってみましたので
こちらからもイメージはつかめると思います。
この手順の使い方はいろいろとあると思います
12枚に限らず、もっと多くてもいいわけですし
もっと少なくてもいいわけです。
カード当てとしてではなく、上記の動画のように
プロダクションの手順としても利用は可能です。
この1つの手順を通して、カードのコントロール、プロダクション
手順構成、オーディエンスマネージメントなども学べるでしょう
商品は、完全日本語翻訳のノートが1冊で
13ページですので、さらっと読み切れると思います。
でも、その中には、いろいろなテクニックがぎゅっと詰まっていますので
楽しめる1冊になっていると思います。
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