もしかして、全部同じカードなのでは?
残念ながら違います
想像以上のエンディング、想像以上のクリアさ
この商品は?
カードマジックの分野でエニーカード・エニーナンバーと
呼ばれるトリックがあります。
好きなカードを言ってもらい、好きな数字を言ってもらい
その数字の枚数目から、自由に言ってもらったカードが
出てくるというトリックです。
バグラス・エフェクトとも言われて、マジシャンを虜にする
プロブレムでもあります。
ただ、実際にこの現象を演じようと思うと
非常に大変なトリックで、大抵の場合において
何らかの条件が変わってきます。
今回のトリックは広範な意味でのエニーカードエニーナンバーと
言えるものですが、さらに最後のどんでん返しとして
強烈なエフェクトが待ち受けています。
しかも、完全にエンドクリーンで全てのカードを
調べてもらうことができてしまいます。
非常に実用的なレベルでのトリックになっていると思います。
インスタ・カン Insta CAAN
動画をどうぞ。
商品内容
演者は1組のデックと1枚のカードを取り出します。
これらは裏の色の異なるものです。
カードは相手に持っていてもらったり、グラスの下などに置き
すり替えができないようにしておきます。
そして、2人の観客に数字を言ってもらい
組み合わせて1つの数字を作り
その枚数をデックから配ります。
配ったのちに1枚のカードが決まり
最初から示しておいたカードの表を確認します。
すると、2枚のカードは完全に一致します!!
もちろん、これだけでも驚きなのですが
少しカンのいい人は、デックの表を見てないことに気がついて
全部同じなのでは?と思います。
そこで他のカードを見てみると、表はブランクです。
次のカードもブランクで、全てブランクでトランプにさえ
なっていません。
つまり、たった1枚しかない普通のカードを
自由に選んだ数字が予言していたということなのです!!
マジシャンは完全に未来のことを見切っていたのでしょうか??
最終的に選んだカード以外のフェイスが白くなる現象として
「ブリザード」という物がありますが、これはギミックを使ったり
デックスイッチなどを行うことも多く、またカードを観客の
手に取ってもらう事が難しい構成になっていることもあります。
この商品の凄い所は、全てのカードを完全に手に取ってもらえる
ということです。つまり本当にレギュラーは1枚のみで
その他のカードはブランクフェースのカードなので
完全にエンドクリーンになっています。
もちろん、ある種の仕掛けはされているのですが
手に取られても全く問題はありません。
内容品
商品ですが、ギミックデックが1組
パッケージの裏にURLが記載されているカードが1枚
日本語の補足原稿が1枚です。
演技解説に関しては動画で、解説は全て英語になります。
解説の大半は、言われた数字に対しての
配り方の部分の解説になっています。
ブランクフェイスデックの裏の色の指定が可能ですので
赤裏と青裏をオプションにてお選びください。
予言に使うカードの色が反対の裏の色になりますが
これはレギュラーカードなので、どのデックを使っても大丈夫です。
メンタルマジックに慣れている方なら、英語でも問題なく
理解はできると思いますが、念のために日本語の補足原稿を
お付けさせていただきますので、英語が苦手な方も
すぐに理解ができると思います。
若干のスライハンド要素やメンタルマジックの要素があるため
全くの初心者の方にはお勧めしないトリックです。
その分、カードマジックの素地がある方にはお勧めのトリックです。
なにせ、最後はホントにクリーンになっているのですから
いくら調べられようと、証拠はありません。
そして、行う仕事もある程度分散されるので
観客のイメージとしては、演者はデックを持ってなかった・・・
となることが大半になると思います。
リセットに関しては配った分を戻す、という作業が
基本になるので、多少の時間が必要になるかもしれませんが
それでも、数十秒という所でしょう。
手順の最後に演じても十分なパワーのあるトリックだと思いますので
ぜひ活用をしてみて下さい。
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